Jリーグが「外国人選手枠拡大」と「ホームグロウン制度の導入」を発表しました。
Jリーグのクラブにとって、成績を左右する大切な制度のことなので、内容をまとめてみました。
外国人選手枠
●来シーズン(2019シーズン)から導入
●プロA契約の25名の枠内であれば外国人選手の登録無制限
●試合で出場できる人数(ベンチ入り)はJ1で5名,J2 ・J3で4名
●Jリーグ提携国( タイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・シンガポール・インドネシア・マレーシア・カタール)の国籍の選手は外国人枠にはカウントしない。
ホームグロウン制度
●来シーズン(2019シーズン)はJ1でのみ導入
●12歳から21歳までの間,3シーズンまたは36ヶ月以上,自クラブで登録していた選手を規定人数以上トップチームに登録しなければならない.
・満12歳の誕生日を含むシーズンから満21歳の誕生日を含むシーズンまでを対象
・期間は連続していなくても良い
・21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は移籍元クラブでカウント
・国籍,プロ/アマ,年齢で区別しない
●J2,J3では2022シーズンから導入
制度変更・導入の影響
これにより、より多くの外国選手が出場できるようになり競争は激化されるでしょう。
今後はもっと拡大され外国人選手枠が撤廃され日本人・提携国選手が1人も試合にいなくても良くなる可能性もあります。
私は今回のように日本人・自クラブ選手の育成をしっかり考えた上での外国人枠拡大は大賛成です。
またJ1とJ2・J3で段差をつけたことも良いと思います。
J1が日本のトップリーグでありトップリーグをより厳しいリーグにしてそこで出られない選手はJ2・J3でトップリーグを目指して成長していく。
また提携国選手は日本人と同等の扱いであるため日本人選手は東南アジア選手も意識して競争することになります。
人口の多いアジアはこれからのサッカー界に大きな影響があると考えるので、Jリーグがアジアのトップリーグとしてヨーロッパや南米のリーグに負けないくらいのレベルになるにはどんどん競争力を高めていくことが重要だと思います。なので、今回の外国人枠拡大とホームグロウン制度の導入はJリーグを良い方向に向けてくれると思います。
J1も残り2節ですが今回の外国人枠撤廃で各クラブがどんな補強をするのかオフシーズンも楽しめそうです。
⚽️Jリーグ公式「ホームグロウン制度」導入と「外国籍選手枠」の変更について:Jリーグ.jp
コメント