就職活動は人生の中でもとても大きな分岐点だと思います。
就職活動の際、北海道出身の人は地元の北海道で就職するのか、日本の首都で大都会の東京で就職するか迷う人も多いと思います。
私は、北海道内で就職する選択肢もありましたが、東京を選びました。
そこで、実際に私が感じた北海道出身者が東京で就職するメリットとデメリットを紹介したいと思います。
北海道出身者が東京で就職するメリット
給料が高い
これは、生活コストも違うので得かは微妙ですが北海道の企業と東京の企業を比較した時にやはり東京の企業の方が給料は高いです。もちろん、企業によって東京も給料が低い企業はありますが、圧倒的に東京のほうが高いです。
これは、公務員でも東京の方が高いです。北海道庁と東京都庁の職員を比較した時に、北海道庁の大卒の初任給は184,576円(札幌勤務の場合)、東京都庁の大卒初任給は219,200円(23区内勤務の場合)です。
北海道ではできない仕事ができる
北海道と東京を比較すると圧倒的に東京の方が、仕事の種類が多いです。特にインターネットやテクノロジーを使うIT系の企業は東京の方が、日本の最先端なのでベンチャー企業も多く、北海道ではできない仕事があります。
東京は大企業も多いので、大企業で北海道ではできない大規模な事業にかかわることができる点も東京で働く魅力です。
テレビや雑誌、ネットで話題の場所へ気軽に行ける
生活面では、休みの日に遊ぶのにテレビや雑誌、ネットで話題の場所へすぐに行けることです。
テレビなどで紹介されるのは、東京のお店が多く、北海道に住んでいると、「今度東京に行った時に行ってみよう」となっていつ行けるかわかりませんが、東京に住んでいると、「明日行ってみよう」と気軽に話題の店などに行くことができます。流行にいち早く乗れるというのも東京で就職して暮らすメリットであると思います。
芸能人に会える確率が高い
北海道にいると滅多にないことですが、芸能人はほとんどが東京に住んでいるため、街中で芸能人に会うことも度々あります。あの憧れの芸能人に会いたいという願いが叶う可能性もあります。まあ、遭遇率は低く、変装している芸能人が多いので会えることはかなり少ないですが。
北海道出身者が東京で就職するデメリット
生活コストが高い
メリットの方で紹介した給料ろも関係していますが、生活コストは北海道に比べて圧倒的に高いです。家賃や物価が高く、家の駐車場は北海道の家賃くらいする場合も多いです。将来、家を買いたいと思っても一戸建てはかなり大変で、マンションでもかなりの価格なので相当頑張らないと家を買うのが厳しいです。
また、いろいろな魅力あるお店やスポットも多いため、激しく消費をしてしまう誘惑がたくさんあるため、かなりお金がかかります。
ストレスが多い
日本は東京一極集中といわれていて、地方からたくさんの人が集まっているため、通勤の電車は満員電車で辛く、道も人が多く歩きづらい。いろんな性格の人がいるため、人間関係でも悩むことも多くなります。
仕事面でも、東京の企業は競争が激しく、仕事のプレッシャーなどストレスが多い会社も多いです。
北海道の人は、満員電車や、東京のように人が混雑した場所にあまり慣れていないため、慣れるまではかなり多くのストレスがかかる可能性があります。
地元が恋しくなる
北海道出身者は、他県出身者と比べても地元愛(北海道愛)が強いと思います。満員電車などを経験して、やっぱり北海道の方がいいと感じることは多々あります。上京するということは、今までの家族や友達と離れて暮らすことになり、寂しさも出て来ます。それで我慢できずに東京で就職したけど、やっぱり地元に帰るという人は多いです。
就職するなら北海道・東京どっちが良いか
いままで紹介したことも踏まえて、北海道と東京どっちで就職するのが良いのでしょうか?
私は、「迷ったら東京へ行く」のがいいと思います。東京に実際に行ってみないと、東京が自分に合うかなんてわかりませんし、北海道から出て東京にいくことで、今まで気づかなかった北海道の良さがわかることもあります。
そして、もし合わなかったり、東京もいいけどやっぱり北海道のほうがいいと思ったら、変えればいいと思います。
今の時代、転職する人も多く、職を変えることは全くおかしいことではないので20代のうちに東京の生活を体感してみるのも後で北海道に帰った時に役立つと思います。
今は、東京で仕事と家を一緒に見つけることができる【TokyoDive(トーキョーダイブ)】というサービスもあるので上京をしやすい環境があります。
東京に行くのを迷ったら、行ってみるのが良いと思います。
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